こんばんは。鉄太郎です。 
NFL Week15が終了しました。

スティーラーズはビジターで
フィラデルフィア・イーグルスとの
"The Battle of Pennsylvania"
どのような結果となったでしょうか?

振り返って行きたいと思います。

■目次

【Week15】・ハイライト:

◎ハイライト



PIT13PHI27

@PHIでの連敗記録が11に伸びました
オフェンスもディフェンスもちょっと
歯が立たないような厳しい試合でしたね。

久々に開幕から三凡祭り。
それでもD#とSTが踏ん張って
TJのナイスパンチ、Robinsonのナイスタックル
でファンブル誘発を連チャンさせたことで
前半は1ポゼッション差の13-17に。

後半開始のイーグルスオフェンスをFGに
抑えた返す刀で良い感じに進められたドライブ。
ここでNajeeがファンブルロストをやらかす
そのままタッチダウンを許して13-27。
これで試合は決まってしまいましたね。

最後はTJが足首の怪我を負うおまけつき・・・
軽傷でホッとしましたが、
全体的に低調なオフェンスも
ミスタックルだらけのディフェンスも
反省点しかない1日でした(>_<)
そんなWeek15を振り返っていきましょうか。



【Week15】・スティーラーズ 振り返り


注目ポイントの振り返り
Pickensの代役求む!
<No.19 Calvin Austin III
5/5REC, 65YDSLONG31
<No.15 Ben Skowronek
1/1REC, 17YDS
<No.18 Mike Williams
1/2REC, 15YDS
<No.13 Scotty Miller
0/1REC
<No.11 Van Jefferson
1/2REC, 0YDS

キープレイヤーに挙げた
Williamsも全くオープンになれず
Austinのスピード頼りな試合。
Pickensがいなければオフェンスは
立ち行かないことをこれでもかと
教えてくれる1日でしたね( ̄▽ ̄)

かねてから懸念材料だったWRの層の薄さが
終盤になって詳らかになっちゃいましたね。
3巡指名ルーキーのRoman Wilson
コンディション不良で箸にも棒にも掛からず
シーズンエンドになってしまったのが
やっぱり痛かったなと思います。
来週以降はPickensが無事に戻ってきて
くれることを祈るばかりです

RB Saquon Barkleyを止める!
<No.26 Saquon Barkley>
19CAR, 65YDS, AVG3.4, LONG22

スタッツ上は止めたような数値ですけど
終盤の時計を進めるためのランが多くを
占めていてBarkleyを使うまでもなく
オフェンスを進められてしまいました。

Barkleyを止めるべくライン上に5人、
ILB2人も前を強く意識する。
となるとその裏、特にRobertsが
担当するマッチアップだったり
WRとCBの1on1、特にDonteが
担当するマッチアップだったりが
穴になってそこを使われまくりました。
Elliottに代わってSに入ったKazeeも
取り立てて活躍は見せられず。。。

AJ BrownもDeVonta Smithも100YDS超えで
Hurtsにとっては楽だったであろう試合。
来週のLamarにはもうちょっと嫌な思いを
抱かせるディフェンスができるように
今一度引き締め直したいところです。



【Week15】・スティーラーズ 総括


◎それぞれの振り返り
①オフェンス
・QB Russell Wilson
2024 Wk15 Russ

今週はパス22回ラン17回のバランス。
いやオフェンスのスナップ少な!っていう笑
ライン戦で負けてRBは走れずプレッシャーも
厳しくておまけにレシーバーが誰もオープンに
ならないなんてMahomesでも無理( ̄▽ ̄)

そんな中でもMuthやAustinに通したパスの
ように流石なプレーも見せていましたし
来週のBAL戦ではそのようなプレーを
多く見たいものです(/・ω・)/
Rusさんにはダレてきたオフェンスの
若き衆を叱咤して貰わないとですね。

・Najeeのファンブル・・・
これから戦う強豪チーム相手には一つの
ミスが命取りになりかねませんので
RB陣には気を引き締めて欲しいなんて
先週書いた傍から痛すぎるファンブル。
それもボールセキュリティが武器の
Najeeというのがまた(>_<)

とにかくこれがプレーオフでなくて
良かったと思うしかありません。
来週のBAL戦やプレーオフでやっちゃうと
シーズンそのものに影響しますのでね

ディフェンス
・DB陣ことごとく敗れ去る
<No.11 A.J. Brown>
8/11REC, 110YDS, 1TD, LONG21
<No.6 DeVonta Smith>
11/12REC, 109YDS, 1TD, LONG22

戦えていたのはJPJぐらいで後は
やられるがままだったDB陣。
Kazeeが先発したことでSSとして
前目の役割も担ったMinkahも
ノーインパクトでした(´;ω;`)

そして何よりDonte Jackson。
ABとJujuでボッコボコにしたあの
パンサーズ戦がありましたから
キャリアワーストとは言いづらいですが笑
今シーズンでは最も低調なパフォーマンス。
途中怪我で離脱したことも含めて
彼にとって非常に厳しい日になりましたね。

他にアウトサイドを張れる候補がいないので
今シーズンは頑張ってもらう他ないですが
Cory Trice Jr.のコンディションが戻ったら
ちょっと使ってみるのはアリかなと思います。

・TJが1人奮闘
<No.90 T.J. Watt
7TACKLES, 2SACKS, 1TFL, 2QB HTS
そんな中でTJが1人奮闘していました。
First-team All-Pro RTのLane Johnson
相手に幾度もHurtsに迫る活躍で
とうとう調子が上がってきました!
ってところで足首の怪我・・・泣
取り敢えず軽傷で本当に良かったです。
来週も今日のような活躍を期待ですね。

◎今後のスケジュールについて
スティーラーズはこれから
レイブンズ(9-5)→チーフス(13-1)
→ベンガルズ(6-8)
というシーズン終了までのスケジュール。

コルツ、ドルフィンズが敗れたことで
スティーラーズのプレーオフ進出が確定。
ひとまずQBを入れ替えて再スタートを切った
シーズンとしては素晴らしい結果だと
言わざるを得ませんよね(/・ω・)/

プレーオフ初戦をホームで迎えるためには
来週の@BAL戦は非常に重要です。
勝てば地区優勝の天王山。楽しみですね。

ただAFCでプレーオフに残りそうな
チーフス、ビルズ、テキサンズ、
レイブンズ、ブロンコス、チャージャーズ。
TOP2には最早追いつけ無さそうだし
下の3チームには既に今シーズン勝ってます。
No.3~No.6シードあたりであれば
ぶっちゃけどこでも同じ気もしますね笑

TJを欠いて戦わざるを得なかった
昨年プレーオフの二の舞だけは避けるべく
怪我人を出さないマネジメントも
考えた方がいい状況だと思います。



【Week15】・イーグルス総括

◎役者揃いのオフェンス
QB Jalen Hurts, RB Saquon Barkley,
WR A.J. Brown, WR DeVonta Smith
といった高級な食材をOC Kellen Moore
シンプルに調理している印象のオフェンス。

C Cam Jurgens, RG Mekhi Becton
という
新しい先発陣もハマったオフェンスラインは
相変わらずリーグ最強クラスの硬さで
難しいことをしなくても素材そのままで
素晴らしいものが出来上がるよねって感じです。

プレーオフにTE Dallas Goedertが戻ってきて
全員が揃ったオフェンスがライオンズの
オフェンスと殴り合う試合を見てみたい。
残り3戦怪我だけは禁物ですね。

◎No.1ディフェンス
こちらも多くの高級食材を揃えているところ、
DC Vic Fangioがそれを持ち前の手腕で
更に美味しく仕上げている印象のディフェンス。

5,6人ライン上に揃えているところに馬鹿正直に
突っ込んでいくスティーラーズがどうなのか?
という話もありますが笑、まあ攻略するのが
なかなか難しい守備だなと思いながら観てました。

ドラフトで編成がCB Quinyon Mitchell
NB Cooper DeJeanの即戦力を獲得し、
コーチがNolan Smith Jr.Zack Baunといった
高順位指名LBのポテンシャルを引き出す。
首脳陣の素晴らしい仕事で作り上げられた
このNo.1ディフェンスはちょっとのことでは
崩れ無さそうです(/・ω・)/

◎今後のスケジュールについて
イーグルスはこれから
@コマンダーズ(9-5)→カウボーイズ(6-8)
→ジャイアンツ(2-12)
というシーズン終了までのスケジュール。

ライオンズと並んで12勝2敗の現状。
あちらは@ベアーズ(4-10)
→@49ers(6-8)→バイキングス(12-2)
というスケジュールで、
どこかで負けてくれればNo.1シードに
なることが出来そうという状況です。

ビジターのコマンダーズ、
ホームのカウボーイズを全力で倒して
最終戦はKenny Pickett登場でしょうか。
スティーラーズも最終戦は主力を休めつつ
Pickettの久々の勇姿を堪能するぐらいの
状況になってくれていたらいいですね。



【Week15】・全試合勝利予想結果


◎勝利予想
LAR@SF〇 → ✘
〇KC@CLE → ✔
〇CIN@TEN → ✔
〇WAS@NO → ✔
〇BAL@NYG → ✔
〇DAL@CAR → ✔
〇NYJ@JAX → ✔
MIA@HOU〇 → ✔
IND@DEN〇 → ✔
〇BUF@DET → ✔
PIT@PHI〇 → ✔
NE@ARI〇 → ✔
TB@LAC〇 → ✘
GB@SEA〇 → ✘
CHI@MIN〇 → ✔
〇ATL@LV → ✔

結果:13/16(81.3%)

Week15は上々の結果に。
外したのは全てNFC関連。
プレーオフを争うチーム達の
強さがまだまだ分かり兼ねています。
Bye前4連敗からのBye明け4連勝の
バッカニアーズとかどれぐらいの
実力があるのか気になりますね。

注目①のBUF@DETはビルズが勝利。
両チーム合わせて90点の壮絶な殴り合いを
演じた両強豪ですが、この試合ではビルズが
常に一歩先を走っていましたね。
ライオンズはAidan Hutchinsonに始まり
増え続けている怪我人がいよいよ響いてきて
49ersに劣らず台所事情が苦しそう。
最後まで走り抜けるか?注目ですね。
4Qの早い時間にオンサイドキックを狙った
Dan Campbellのギャンブル狂だけは
ちょっと落ち着いた方がいいかもですが笑

注目②のGB@SEAはパッカーズが完勝。
強力なオフェンスラインに支えられた
RB Josh Jacobsをなかなか止められず
Geno Smithが怪我で離脱した後は
ノーチャンスだったシーホークス。
幸いGenoは軽傷だったようで何より。
MIN→@CHI→@LARの残り3試合で
いくつ勝てるのか?楽しみです。

パッカーズはNO→@MIN→CHI。
3連勝して13勝4敗でも地区3位の
可能性がある恐ろしいシーズン。
負けたのはイーグルス、バイキングス、
ライオンズ×2と強豪だけという。
上2つの影に隠れがちですけど
パッカーズも今年相当強いですね。



【Week15】・最後に


以上Week15のイーグルス戦を
振り返って参りました。

歴史的にも戦力的にも状況的にも
まあ負けるでしょというのを地で行った試合。
来週の大事な@BAL戦へ向けて切り替えて
どれだけ準備して臨めるか?注目ですね。

それではここまでお読み頂いた、
読者の皆様、ありがとうございました。

次回はWeek16 PIT@BAL 試合日程と見どころ
の記事でお会いいたしましょう。

鉄太郎でした。


NFL2024カラー写真名鑑: B・Bムック (B.B.MOOK)
ベースボール・マガジン社
2024-08-30