こんばんは!鉄太郎です。 

スーパーボウルを戦う2チーム以外は
オフシーズンに突入した今日この頃。
各チーム新しいコーチの就任が
続々と発表されストーブリーグの
幕開けを感じますね ^^) _旦~~
スティーラーズは今のところ
全くの無風ですが。。。

この記事では2022年の
Steelersディフェンスのスタッツと
DL, ILBについて見て行きます(≧▽≦)

・Steelers2022振り返り記事
D#①→ここ

■目次

【2022振り返り】各種スタッツ:

◎Defense Regular Season Stats①
Yards Per Game:330.4(13位)
Passing Yards Per Game:222.3(19位)
Rushing Yards Per Game:108.1(9位)
Total Points Per Game:20.4(10位)

主要なスタッツはこのとおりでした。
昨年崩壊気味であったランディフェンスの
再構築に成功したことが見て取れます。
パスディフェンスの方もTJの離脱が
無ければもっとマシになったでしょうし
数シーズン前にリーグトップの守備を
誇ったチームの過渡期としてはうまく
やり繰りして運用していたと思います。

来シーズンの目標はYards Per Gameを
320ヤード/試合以下に持っていくこと。
そうするとトップ5のディフェンスです。
平均失点だと18点ぐらいでしょうか。
これぐらいの強力な守備陣になれれば
攻撃では20点取れば勝てるのですから
プレーオフとその先が見えてくるのかなと。

Rushing Yards Per Gameの110ヤード/試合
は維持しつつPassing Yards Per Gameを
210ヤード/試合まで減らせられれば
達成することが十分可能なスタッツです。
オフェンスと同様に空中戦の改善が
このオフシーズンの最重要課題でしょう。

Defense Regular Season Stats②
Opponent 3rd down:39.35%(16位)
Opponent Red Zone Scoring:55.32%(17位) 

3rd downの守備は可もなく不可もなく。
このスタッツはベアーズの49.02%のように
悪すぎなければいいと考えているので
特段問題点はないのかなと。
CBの質が向上していけばそれに伴って
自ずと数値も低くなっていくのでしょう。

一方でレッドゾーンでの守備は少し
課題と言ってもいいかもしれません。
今シーズン勝負所のエンドゾーンで
止められた場面はほとんど無かったので。。。
来シーズンは50%を目指して
改善していってほしいですね

Defense Regular Season Stats③
TAKEAWAYS:23(14位タイ)
Take Away Interceptions:20(1位タイ)
Fumbles Recover
:3(32位)

インターセプト奪取は1位で
ファンブルリカバーは最下位という笑

相手QBに強いプレッシャーをかける
ことが前提のディフェンスのため
DB陣にはボールホークタイプを
揃えるスティーラーズらしいスタイルが
ばっちりとハマったのが前者でしょうか。
FSなのに6つのINTと11のPDを記録した
Minkahとかいう化け物がいるからかも笑

後者の断トツの少なさはHighsmith
TJの両EDGE以外にはFFをほとんど
狙わせていないというのも理由として
有り得る気がしています。
昨シーズンランディフェンスが
崩壊したのはアグレッシブに行き過ぎた
ことも悪さしていたのでとにかくまずは
ボールキャリアーを仕留めることを
優先していたようにも見えます。
まあこれもTJが万全なら劇的に
増えるのではないでしょうか"(-""-)"


【2022振り返り】DL

Quality and Depth
Quality B Depth A

◎Starter
・Cameron Heyward(12年目33歳)
17試合, 74TACKLES (SOLO39),
10.5SACK, 14TFL, 4PD, 1FF

・Larry Ogunjobi(5年目28歳)
16試合, 48TACKLES (SOLO25),
1.5SACK, 7TFL

押しも押されぬ大エースのCam
安定感のあるランストッパーOgunjobi
コンビはシーズンを通していいプレーを
見せてくれました。Ogunjobiの加入は
ランディフェンスの改善に大きく
役立ったと思います。来シーズンも
ベテランミニマムで残したい選手ですが
他所も放ってはおかないでしょうね。

CamはTJがいない前半戦は非常に
苦労しましたがTJが帰ってきた後半戦から
縦横無尽の大暴れで結局今シーズンも
10.5サック&14TFLという出色の出来。
13シーズン目を迎える来シーズンも
おんぶにだっこで申し訳ありませんが
よろしくお願いいたします( *´艸`)

◎Reserve
NT
Montravius Adams(5年目27歳)
・Tyson Alualu(13年目35歳)
DT
Chris Wormley(5年目29歳)
DeMarvin Leal(1年目22歳)
・Isaiahh Loudermilk(2年目25歳)

充実のローテーションメンバー。
LealLoudermilkの若手2人に経験を
積ませたかったものの怪我やら何やらで
ベテランに頼りっぱなしだったシーズン。
来シーズンこそ世代交代を図りたい。
NTとしてまずまずの活躍を見せていた
Adamsの去就はちょっと気になります。
彼を引き留めないならドラフト2日目での
NT指名があるかもしれませんね。

◎振り返りと感想
QualityはAよりのBといった感じ。
開幕前から予想していた通り
質量ともに十分な陣容だったDLは
ディフェンスで最も安定していました。
このまま素晴らしいユニットで・・・
と行きたいですがそろそろ世代交代を
しなければいけない時期となりました。
昨年3巡指名のLealと今年2日目に
指名する?選手には次世代のDLを
担う選手に成長してほしいものです。


【2022振り返り】ILB

Quality and Depth
Quality C Depth C

◎Starter
・Myles Jack(7年目27歳)
15試合, 104TACKLES (SOLO61),
3TFL, 3PD

・Devin Bush(4年目24歳)
17試合, 81TACKLES (SOLO44),
2TFL, 2PD

・Robert Spillane(5年目27歳)
16試合, 79TACKLES (SOLO52),
1SACK, 4TFL, 4PD

ズッコケ3人組・・・
と言ったら怒られてしまいますが
あまりパッとしないユニットでした。
3人とも前にはそこそこ強くて
それがスタッツにも表れていますが
パスカバーは厳しいという選手達。
彼ら云々より編成としてどうだったか?
が問われるグループだと思います。

JackBushが2down出場して
3rd downはSpillaneが出るというのが
長く続きましたがSpilaneは3人の中で
1番タックル強くて1番パスカバー酷くない?
と思いながらずっと見ていたり・・・
まあ五十歩百歩なんですけれども笑

LBの名コーチであるBrian Flores
もってしても運用が難しいユニット
だったなあという感想でした(>_<)

◎Reserve
・Mark Robinson(1年目23歳)
・Marcus Allen(5年目26歳)

Robinsonは7巡指名ながらロスター入り。
主にスペシャルチームで出場しつつ
終盤にはLBとして出番を増やすという
充実のルーキーシーズンを送りました。
今すぐLBの先発になれる能力があるか?
というと微妙なところですが、
去年RBからコンバートしたばかりで
まだLBとしては2年目という選手ですし
将来的にVince Williamsのように
育ってくれることを願いたいですね。

Allenはスペシャルチーマーとしてプレー。
2018年ドラフトで5巡指名した選手で
来年6年目を迎える選手ですが、
まだ26歳でS/LB/STでプレーできる
便利な選手ということで来シーズンも
ロスターに残っていてもおかしくないかも。

◎振り返りと感想
Week4 NYJ@PIT 試合結果と感想
でネガティブポイントに挙げたように
Ryan Shazier & Vince Williams
名コンビから5年経っても後継者が
定まらない悩みの種のポジション。
Starterの3人の選手とも来シーズンには
いなくなる可能性が高いという状況で
再び新たなLB探しの旅に出かけねば。。。

振り返ってみるとどうしても
Shazierの引退が悔やまれますね。
ドラフト1位で指名したLBがいよいよ
本格化して躍動しだしたシーズンに
というのが未だに悔しいです。

そしてそれに代わるような形で
2019年1巡10位で指名したBush
今思えば2年目のACLの怪我が
彼の選手生命にとってキラーでした。
先輩2人のもとで修業した1年目を終えて
2年目に飛躍を見せていた最中でしたから
こちらも悔やんでも悔やみきれません。

スピード命でかつフィジカルコンタクトも
多いのがLBというポジションですので、
やはり1巡でこれといった選手に絞って
指名するよりは2日目以降に複数指名して
その中から伸びてくるのを待つ方が
いいのかもしれませんね・・・(´・ω・)

現段階で契約が残っているのは
JackRobinsonの2人ですが、
Jackは残したら11.25Mのキャップヒットで
カットしたら3.25Mのデッドマネーで済む
という契約の関係上カットは既定路線。
そうするとRobinsonしか残らないのが
このユニットの現状なのでFAとドラフトで
複数人の選手を加えなければいけません。

キャップスペースもあることですし、
Terrellの弟であるTremaine Edmunds
FAで獲得してSpillaneと再契約。
ドラフトにおいては2日目と3日目に
パスカバーに秀でた選手とIQ高めの選手を
2人指名するなんていうシナリオを
勝手に妄想してしまいますが、
いやはや実際にはどのようにこの
ユニットを立て直すのでしょうか?
チームの中で最も選手の入れ替えが
必要なポジションでしょうし、
GM Omar Khanの手腕が問われますね。


【2022振り返り】最後に

以上2022年シーズンのディフェンスの
スタッツ, DT, LBについて見てきました。

近年とにかくオフェンスの方に
ドラフト指名権をつぎ込んできたため
ディフェンスは世代交代が急務と
なっているスティーラーズ。
EDGEの2人は実力年齢ともに安泰ですが、
それ以外のポジションは軒並み
若い血を欲しているところです。

1列目はCameron Heyward
3列目はMinkah Fitzpatrick
という大黒柱がいるだけに
なんだかんだ言ってどうにかなりそうですが、
2列目のILBだけは誰もいないという状況
ここに誰をどのような手段で持ってくるのか?
がオフシーズンのディフェンスにおける
1番のポイントではないでしょうか。

結果として1巡指名は成功していませんし
今年のドラフト1巡17位で指名するのだけは
ちょっと怖いなあと思っていたり(>_<)
今月来月のFA市場に要注目でしょう。

それではここまでお読み頂いた、
読者の皆様ありがとうございました。

【2022振り返り】鉄は熱いうちにディフェンスを振り返る②
に続きます。

以上、鉄太郎でした
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2021-08-20