ホームでのライバル対決。
レイブンズとの同地区対決が終わりました。 
結果はどうなったでしょうか。

BAL26PIT23

惜しくも敗戦。
今シーズンを考えると非常に痛い
負けとなってしまいました・・・
内容としてはさほど悪いものでは
なかったのが幸いでしょうか。
それではOTまでもつれ込んだ、
レイブンズとのweek5の一戦を
振り返って行きたいと思います。

開始後からレイブンズ得意のランに押されます。
ランヘビーでたまにTEへのプレーアクションパス。
このスタイルを終始レイブンズは貫きました。
最初のドライブはエンドゾーンで
何とか止めてFGに抑えます。
その後のスティーラーズの最初の攻撃。
ワイルドキャットからサミュエルズが
投げてインターセプト・・・
完全に裏目に出てしまいます。
トゥイットの要らないファウルの後
TDを決められて10-0
毎年のごとくスロースターターなのが、
この試合にも響きましたね。
しかし返す刀でルドルフ中心にスムーズに
オフェンスは展開されました。
ワシントンへのパス、コナーのランと続いて
ジュジュがタッチダウン!
まさしく理想的なドライブでした。
ただ#Dは3rd Downを止められず、
最後はハリウッドの方のブラウンが
一巡の能力を見せつけてタッチダウンを奪い、
再び10点差になってしまいます。
その後レイブンズの攻撃でラマーのパスを
弾いたボールをSケリーがインターセプト。
完全にギフトでしたが、AAF上がりの
この男は何か持っています。
もらったドライブでエンドゾーン近くでの
2nd&1でまたもワイルドキャット。
今度も5ヤードのロスと大失敗でしたね。
もらった攻撃はFGに終わります。
続くキックオフでボズウェルが短すぎる
キックで一気に自陣40ヤードまでリターン
されるも#Dが踏ん張り無失点に抑えます。
ワット→ウィリアムズの連続サック後の
"Blitzburgh is Back" の実況はナイスでした
このまま終わるかと思った残り30秒で
NBヒルトンが神がかったインターセプト!
FGを追加して17-13で折り返します。

開始後のドライブの50ヤード地点でレイブンズ、
4th&6のギャンブルを選択します。
ここでブッシュがまさかのオフサイド・・・
そのまま1ヤードを決められて雰囲気が悪い中
まさかのブッシュがインターセプト!
取り返すのが早すぎます笑
その後のドライブの3rd&11でルドルフが
ロールアウトしながらワシントンへ30ヤード程の
パスを決めるクラッチパス。
しかしこのプレーでFSトーマスの上げた腕が
顎に入って気絶。何とか起き上がりましたが
この試合からは退くことになってしまいました。
担架が稼働しなかったのはスタジアムの問題
だったそうなので早急に解決して欲しいですね...
リリーフするのはルーキーのホッジス。
キャンプからプレシーズンにかけて高評価の
QBは入りから非常に落ち着いており、
ジョンソンとマクドナルドへミドルのパスを
決めてコナーのタッチダウンまでドライブを
進めたのでした。本当にあっぱれですね。
その後FGを返されて20-20
Pベリーの神パントがさく裂して1ヤード地点
からのレイブンズの攻撃。
イングラムがかろうじてセイフティから逃れた
ことは後々大きな影響を及ぼしましたね。
ナイスエフォートでした。
ただその後のスティーラーズのドライブで
ホッジスが隙をついての20ヤードランなどにより
FGを追加して20-23
2min間近の2nd&8でOLBアデニンイのタックルが
まさかのラフィングザパサーの反則に。
すかさず実況席からは"BAD CALL !!"との声。
試合を決める反則となってしまいました。
そのままFGを決められて23-23で、
ライバル対決はOTにまでもつれ込みます。

コイントスに勝利して選んだのは#D
正直大丈夫かなと思いましたが、
全くの杞憂で3&アウトで抑え込みます。
そして期待のかかるスティーラーズの攻撃。
ジュジュへの15ヤードのパスが通って
いよいよかと勢いだつその時、
ジュジュからボールが弾き出されて
レイブンズがファンブルリカバー...
Kタッカーが外すはずもなく、
FGを沈められてサヨナラ負けを
喫したのでした・・・

それではそれぞれのチームについて振り返ります。

BAL
#Oではパス161ヤード、ラン168ヤードと
いつもに比べれば苦戦しましたね。
パス攻撃ではラマーが3つのintを奪われました。
投げる方は改善の余地ありですね。
ラン攻撃ではラマーのキープによって
ゴリゴリ進められましたが、
イングラムはあまり走れず。
外へのプルイン/アウトをワットが悉く
止めていたのが影響したと思います。
しかし豊富なTE陣を生かすなどで
3rd Downで止まらないオフェンスは
非常に厄介でした。

#Dではこれまでの数字通り、
ラン守備は強くパス守備には疑問の残る
結果となったように思います。
ラン#Dについては、
スティーラーズのOLに大穴を
開けられた数回以外はほぼ走らせなかった
ことがこの試合の勝因と言っても
過言ではないぐらいです。
見どころでも少し触れましたが、
LBモズリーが抜けた穴はしっかり
オワッソが埋めているように感じましたね。
今後も嫌な選手になってきそうです。
一方パス#Dについては、
結構レシーバーをオープンにして
しまっていたのではないでしょうか。
まだシーズンの終盤に向けた試行錯誤の
時期なのかもしれませんが、抱えている
選手の質を考えても、もっとシンプルに
守った方が効果的なように思えます。
何だか難しいことをやろうと
し過ぎている気がしますね。

PIT
#Oではまずルドルフが心配でなりません。
脳震盪検査の経過については良好なようですが、
まだまだ予断を許さない状況ではあります。
week6が終わるとByeなので、その後に戻る
ことが最も軽傷だった場合でしょうか。
頭の問題なので慎重過ぎる程、
慎重に進めていっていただきたいですね。
交代するまでのルドルフ及び交代後のホッジス
のプレーについては、どちらも非常に良い
パフォーマンスだったと思います。
危険なタックルを受けたあのプレーは
先週に続いてのプレーでしたので、
プレーが崩れてもパスを通せるというルドルフの
能力の高さを示すシーンだったと思います。
ホッジスもまたルーキーとは思えない
落ち着きっぷりでしたね。
急な交代でのNFLデビュー戦でオーディブル
かましてきたのはビックリしました。
まるでジャガーズのあの80年代風の子のようです笑
チャージャーズ戦も頑張ってほしいですね。
WR陣では目論見通りワシントンが空きました。
途中肩の怪我で離脱するまではいいキャッチを
見せていたと思います。ジュジュは最後こそ
ハンフリーにやられましたが、試合を通じて
上手いことオープンになってパスを受けられて
いたのではないでしょうか。
一方でRB陣は苦しみました。
特にワイルドキャットは使ったらダメでしたね。
中々クリティカルなミスに直結しました。
ベンガルズ戦で通用したからと安易に
用いすぎたと思います。
フィクトナーは反省会ですね笑

#Dではワットが輝きました。
一巡祭りの記事で少しだけ触れましたが、
ウィスコンシン仕込みのランストップこそ
実はワットの真骨頂だったりしますので、
その能力が遺憾なく発揮された試合でした。
フロントセブンはワット筆頭に良く
ランを止めてくれた方だと思いますね。
DBでは先週に続いてヒルトンが大活躍。
見事なインターセプトを見せてくれました。
ここまで活躍されると契約延長が
心配になってくる程ですね・・・笑
DB陣もラマーのパスをかなり
封じ込めたのではないでしょうかね。
ただそのフロントセブンとバックスの
間をよく通されてしまいました。
今シーズンはダイム陣形の使用率が
昨年よりぐっと下がった10%弱だそうですが、
この試合では3rd&ロングでダイムにする度に
斜めに走りこんでくるTEに
パスを通されることに・・・
ハムストリングの怪我で退いたバロンが
前と後ろを繋いでたのかな?と少し思ったり。
この切れ目の守備が一番難しいところですが、
ここの連携を取れるようになれば、
更に高みへと行ける#D陣だと私は
信じています(≧▽≦)


以上盛りだくさんのweek5を振り返りました。
これで1-4という成績に...
冒頭でも申し上げたように今シーズンの
チームにとって非常に痛い敗戦です。
でも切り替えていくしかないですね。

来週はLAへと乗り込んで
けが人続出のチャージャーズと対戦。
あチャージャーズが戻ってきたかのような
試合をブロンコス戦ではやっていましたが、
果たしてスティーラーズは相手の隙を
上手く突いていけるでしょうか。

レイブンズの方はホームに
ベンガルズを迎えます。
絶対に走る#Oと絶対に走られる#D
矛盾対決?です笑 どれだけ走るのか。
怖いもの見たさが今からありますね。

それではルドルフの健康を祈って
今回は筆を置きたいと思います。
鉄太郎でした