10月に突入したのに未だ残暑が凄い

今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

NFLも早いもので既にweek4が終了しました。 
記念すべき100周年のシーズンは、
QBに負傷者が多発するなどいつもと
少し違った様相を見せていますね。
今回はそんなシーズンの1st Quarter
についてスティーラーズを中心に
振り返って
行きたいと思います。



①QBの世代交代

スティーラーズはまさかのベンが
week2よりシーズンアウト・・・
2年目のルドルフに交代しました。
この記事でも少し触れましたが、
ルドルフにとってはまたとない
チャンスではないでしょうか。
1年目はサイドラインで勉強。
2年目から先発として出場するという
王道の
成長曲線に乗っていますし、
是非スターターの座を揺るぎない
ものとする
活躍を期待したいですね。

NFL全体で見ても、
今シーズンはQBの負傷が
非常に多いです。

JAC フォールズ
NYJ ダーノルド
NYJ シーミアン
PIT ロスリスバーガー
NO ブリーズ
CAR ニュートン
BUF アレン
CHI トルビスキー

以上が現在の怪我人リストですが、
実に全体の1/4ものQBが負傷
しているという...
この頻度で行くとシーズン終了時には、
全チームのQBが怪我してしまいますね

それに加えて以下の3人が
不調によって先発の座を
明け渡しています。

MIA フィッツパトリック
NYG マニング
WAS キーナム

いずれもベテランQBから
若手QBへの交代ですね。
このようにNFL全体として
次世代QBの波がドッと
押し寄せています。
これまでの20年弱の間、
覇権を維持してきた
華の2000年代前半世代もいよいよ
終焉の時を
迎えるのでしょうか。
世代の筆頭たるGOAT様もweek4では
見たことのない
低レーティングを
たたき出していましたからね...

スティーラーズとしては、
ビッグベンには最後の花道を飾って欲しいし、
でもルドルフには次世代QBの中で突き抜けて
欲しいしで
中々悩むところですね笑

やはりQBはアメフトの花形であり、
要でもありますから、
なるべくならどの選手も怪我は
無いように祈りたいものです。


②トレード&トレード

2019年ドラフトでは
トレードアップでLBブッシュを
指名して会場を沸かせた
GMコルバートでしたが、
シーズン開始後も動きました。
MIAからFSフィッツパトリックを
来年のドラフト1巡を対価に獲得。
更にSEAからTEバネットを
来年のドラフト5巡を対価に獲得。
民家さんのトレードはこの記事で、
バネットのトレードはこの記事で紹介しています。
どちらもスティーラーズが
長い間抱えていたニーズの
ポジションの獲得なので長期間に
渡っての活躍を求めたいところ。
その意味では民家さんもバネットも
早速活躍しているのは朗報ですね。
特に民家さんが加入後、ディープに
投げられることが目に見えて減りましたし、
このまま活躍を続けることで、
是非All-Proに選ばれるような飛躍を
成し遂げていって欲しいものです。


③ポストKiller B's

かつてスティーラーズには、
Killer B'sと呼ばれたトリプレッツが
いました...
かつてというか昨年までいたのですが笑
QBビッグベン、WRブラウン、RBベルの
それぞれの後継者たちについて、
リプレイス度を測っていきましょう。

QB
後継者:ルドルフ
ベンが攻撃の全権を握っていた中、
ここまではよくやっていると思います。
タイプとしては近年のベンの持つ
マネージメント要素を多く
引き継いでいるように感じますね。
week4でチェックダウンを多用して、
TEに時折クラッチパスを決める姿は
ちょっとフラッコに似ているのかな。
このまま順調に行けばベンの出番が来年
以降なくなるかもしれませんね。

WR
後継者:ジュジュ
性格はさておき、昨年までリーグNo.1の
WRの代役ですから中々難しいです。
今年はジュジュがエースWRとして
一本立ちを期すシーズンですが、
ここまでは正直なところ、
期待に届いていないプレーでしょう。
とはいえ一人で何とかするポジション
ではないですし、1,2年目のジョンソン、
ワシントンと共に再びパス攻撃を
活性化させてもらいたいですね。

RB
後継者:コナー
ベルという異能力保持者の代役ですが、
コナーは正統派の現代型RBですね。
昨年も立派な数字を残しましたし、
week4でもゴリゴリ走ってくれました。
ただ怪我への耐久性とセキュリティ
には大いに疑問点が残ります。
このポジションは今まで伝統的に
エースにほとんどのボールを持たせる
スタイルでやって来ましたが、
リーグの流れもそうですし、
サミュエルズという良い選手もいるので、
ルーキーのスネル
と3人を使い分けて
ベルの分を補うのがいいのでは
ないでしょうかね。


④まとめ

以上主に3つの観点からシーズンの
1st Quarterを振り返って来ました。
2019年シーズンのスティーラーズは
4試合を終わって1-3という結果に。
ここからどのように巻き返していくかが
非常に大切です。
負けたペイトリオッツ、シーホークス、
ナイナーズは皆現状リーグトップの
成績を残していますし、QB交代など
緊急事態もありましたから、
9月は厳しいスケジュールだった
言えるかもしれません。
プレーオフまで進めて対戦した暁には
リベンジを果たしたいですけれども。
この10月以降はエンジンを全開にして、
突き進んで欲しいです。
まずは直近の宿敵レイブンズをホームで
打ち破って勢いを加速させてもらいたいですね。

それでは今後のスティーラーズの勝利を
祈って今回は筆を置きたいと思います。
まだまだ優勝を狙えると
本気で信じていますよ。
そんな鉄太郎でした